新カード《リンクスレイヤー@イグニスター》のカード詳細と効果解説

目次
カード概要

「リンクスレイヤー@イグニスター」は、遊戯王VRAINSに登場するテーマ「@イグニスター」の新カードです。元々「リンクスレイヤー」は2017年に登場したカードですが、今回は「@イグニスター」テーマに特化したリメイク版として生まれ変わりました。
- カード名:リンクスレイヤー@イグニスター
- 種類:効果モンスター(サイバース族/闇属性/レベル5)
- ステータス:ATK 2000/DEF 600
- 効果:
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札にある場合、自分フィールドのサイバース族モンスターを「@イグニスター」リンクモンスターのリンク素材とする場合、このカードを手札からリンク素材にできる。
②:このカードがリンク素材として墓地へ送られた場合、手札を1枚捨てて発動できる。フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として破壊する。このカードがフィールド上からリンク素材として使用されていた場合、代わりに2枚まで対象にできる。
2025年4月26日(土)発売の「DUELIST ADVANCE」に収録されます。
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効果の詳細解説
このカードは「@イグニスター」デッキのリンク召喚戦略を強化する効果を持っています。効果を分解して詳しく見ていきましょう。
- ①効果:手札から直接リンク素材に
手札にあるこのカードを、フィールドのサイバース族モンスターと共に「@イグニスター」リンクモンスターのリンク素材として使用できます。
この効果は、フィールドに出す手間を省けるため、展開力が大幅に向上します。「@イグニスター」デッキはリンク召喚を主体とするテーマなので、「ダークインファント@イグニスター」などと組み合わせれば、少ないリソースでリンクモンスターを展開できます。リンク召喚に不慣れなプレイヤーでも扱いやすい効果で、初心者にもおすすめです。 - ②効果:魔法・罠カードの除去
リンク素材として墓地に送られた際に、手札を1枚捨てることでフィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できます。さらに、フィールド上からリンク素材として使用していた場合は2枚まで破壊可能です。
この効果は、相手のバック(魔法・罠カード)を一掃できるため、コントロール奪取や妨害への対抗手段として非常に優秀です。特に「2枚破壊」の条件は、フィールド上からリンク素材として使用するだけで達成できるので、展開の過程で自然に発動できます。
また、「ヒヤリ@イグニスター」のサーチ効果で手札に加えやすくなり、デッキの安定性が向上します。魔法・罠除去効果は実用性が高く、コントロールデッキや罠主体のデッキに対する切り札として活躍が期待できます。
デッキ構築への影響
「@イグニスター」デッキはリンクモンスターを中心に展開し、制圧盤面を作る戦略が特徴です。このカードがデッキに与える影響を考えてみましょう。
- 展開の効率化:手札から直接リンク素材になれる効果により、少ない手札でリンク召喚が可能。リンクモンスターを素早くフィールドに出せるため、制圧盤面の構築がスムーズになります。
- 妨害除去:魔法・罠カードの除去効果により、相手のバックを一掃し、リンクモンスターの展開を安全に進められます。
- 汎用性:レベル5のサイバース族モンスターなので、他のサイバース族デッキでも活用可能です。
このカードはリンク召喚の敷居を下げてくれるため、リンクデッキに不慣れなプレイヤーにも扱いやすいサポートカードと言えるでしょう。
カードの背景:遊戯王VRAINSとの繋がり
「リンクスレイヤー@イグニスター」は、遊戯王VRAINSの主人公・藤木遊作とそのパートナーAI「Ai」が使用するテーマ「@イグニスター」に属するカードです。
元々の「リンクスレイヤー」は遊作が使用していたカードで、今回のリメイク版は「@イグニスター」テーマに組み込まれた形です。この背景を掘り下げてみましょう。
- 遊作とAiの関係性:
「リンクスレイヤー」は遊作がVRAINSで使用していた象徴的なカードです。リメイク版として「@イグニスター」テーマに組み込まれたことで、遊作とAiの絆を感じさせる1枚になっています。遊作の「仲間」として再登場したこのカードは、ファンにとって感慨深い存在です。
また、VRAINSのストーリーで「もし遊作がAiに敗北していたら」というifストーリーを想像させる要素もあります。「@イグニスター」はAiのテーマなので、遊作が使用していた「リンクスレイヤー」が「@イグニスター」としてリメイクされたことで、ストーリー面でも新たな解釈が生まれています。 - 元カードとの比較:
元々の「リンクスレイヤー」はレベル5・ATK 2000・DEF 600で、手札を捨てて魔法・罠を破壊する効果を持っていました。今回のリメイク版は「@イグニスター」テーマに特化した効果が追加され、より戦略的なカードに進化しています。
リメイク版の登場は突然で、懐かしさと共に驚きを感じます。元カードを知るプレイヤーにとっては、「あのリンクスレイヤーが帰ってきた!」という喜びがあるでしょう。
プレイヤー視点での考察:活用法と可能性
このカードの効果や背景を踏まえて、プレイヤー視点で活用法を考えてみます。
- 効果の実用性
リンク召喚サポートと魔法・罠除去効果は非常に実用的です。特に「2枚破壊」の効果は、コントロールデッキや罠主体のデッキに対する強力な切り札となります。
また、「ヒヤリ@イグニスター」とのシナジーも見逃せません。「ヒヤリ」のサーチ効果で手札に加えやすくなり、デッキの安定性が向上します。 - 初心者にも優しい設計
手札から直接リンク素材になれる効果は、リンク召喚の敷居を下げてくれます。リンクデッキに不慣れなプレイヤーでも、このカードを起点に展開を進めやすいでしょう。
リンク召喚を主体とする「@イグニスター」デッキをメインに組む場合、このカードは重要なパーツとなりそうです。 - 汎用性の高さ
レベル5のサイバース族モンスターなので、「@イグニスター」以外のサイバース族デッキでも活用可能です。魔法・罠除去効果は汎用性が高く、さまざまなデッキで活躍が期待できます。
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